Emacs のパッケージ
Windows Subsystem for Linux の Ubuntu で使用するテキストエディタに関して、デフォルトで用意されている vim は普段あまり触れないため使いづらく感じてしまう。なので、いままでもかなりお世話になっている Emacs のパッケージをインストールした。
まだ Emacs をインストールしていない状態でコマンドプロンプトに Emacs と入力すると、
% emacs
プログラム 'emacs' は以下のパッケージで見つかりました:
* emacs24
* emacs24-nox
* e3
* emacs24-lucid
* jove
次の操作を試してください: sudo apt-get install <選択したパッケージ>
と出力。これらについてどのパッケージを選択すればよいのかわからなかったので調べてみた。
1. emacs24
GNU Emacs editor
X Window System がサポートされているため、Emacs を起動すると別ウィンドウで編集可能となる。Windows Subsystem for Linux の Ubuntu でこれを可能にするには GUI 環境を整える必要がある。
GUI 環境構築には過去の記事を参照↓
my-log-pll97u88.hatenablog.com
2. emacs24-nox
GNU Emacs editor (without X support)
X Window System がサポートされていないもので CUI 仕様となっている。
そのため、パッケージ内容も GUI 関連の機能が省かれており、シンプルで他と比べて容量も小さいようだ。
3. e3
どうやら Emacs ではないよう。かなり軽めのテキストエディターのよう。
4. emacs24-lucid
GNU Emacs editor (with Lucid GUI support)
どうやら Lucid toolkit をベースとした GUI の環境をサポートしているバージョンのよう。古い Emacs のような UI で GTK+ インタフェースを使っていないのが大きな違いのよう。読み違えの可能性もあるので参考にしたウェブサイトを↓
5. jove
これもまた Emacs ではないよう。これもかなり軽めのテキストエディターのよう。
e3 と jove に関しては Emacs ではないが、 Emacs をモデルとした軽いテキストエディターのよう。これもまた読み違えている可能性もあるので一応↓
結果 Windows Subsystem for Linux の Ubuntu で普通に Emacs を使用しようとするなら、 emacs24 か emacs24-nox が適しているよう。GUI 環境下で使用したいので emacs24 を選択しインストール。
ぜひ、参考までに。